株式会社
北海道 PVGS
新規プロジェクトの2日目は
現場と数字を行ったり来たりの一日。
久方ぶりに製造業の倉庫のスケールに圧倒され
数字と格闘して概要の把握をおこなった。
至極当たり前のことですが、数字は如実に過去と今を
浮かび上がらせてくれます。
大事なことは、過去と今の事実を
正しく漏れなく把握して
この先、何がおきるのか?
何が、おきそうなのか?
を予測して、何をすべきなのかを、考えて実行する。
とまあ、言葉に紡ぐのは簡単ですが
ひとりで完結できることなど、一つもない。
何をすべきなのかを
チームメンバーに理解してもらい
浸透させることも、並行してやりませんとね。
そんなことを改めて
思い至った一日でございました。
本日スタートした新規プロジェクト。
外資系企業であるS社のE社長より特命を受け
向こう1か月ほどで
会社の状況を詳細に調査し
問題点などを洗いだして
改善策を立案し、実行の支援を
おこなうことが当面のミッション。
E社長はフランス人ですが
日本語が非常に堪能で助かります(笑)。
会社の成り立ちや今に至る経緯
会社が認識されている問題点や
どのように改善されたいのかなど
思いや方向性を中心に話を伺いました。
外資系って聞くと何だかドライで
結果と金が全てだ!
何て思われるかもしれませんし
私も依頼があった時は
どうしようか?と悩みました。
が、E社長の人柄に触れ考えを聞いて
受けるることを決めたのですが
実際に訪問し社員の方に話を聞き
会社の空気に触れて
E社長の考えが腹の底からの
信念だと、確信しました。
私が抱いていた
外資系のイメージとは全く逆で
E社長が現場を大切にし
お客様と、社員と人として徹底的に向き合い
とことんひざ詰めで話しており
皆さんから信頼されているなと。
私が呼ばれたのは
相応の課題があり専門家の対処が必要なため。
が、私は金銭的な好条件では受けない。
困難なミッションではありますが
共感し納得できるかどうかで受託を決める。
人の心を動かす信念は
国柄も文化も風習も超えて伝わるもの。
強く心に刺さった
プロジェクトの初日となりました。
毎月、母の通院介助で訪れている病院。
と言っても私は送り迎えの運転手。
ずっと病院内にいる訳ではない。
僅かな時間でも
病院の待合室にいると
何とも言えぬ気持ちになります。
昨年9月にオペが成功し
快方に向かっていた筈の
父の容体が突然急変し
帰らぬ人となってしまった
その時に頭に浮かんだことが
情報の非対称性。
医学に限らず己が一人で全てを
知りうることなど出来る筈もなく
時に諦観の境地に陥ることも。
また、冷酷な現実として、情報の非対称が
ビジネスの世界では数多見受けられ
それ故にビジネスが成立している側面も否めない。
が、敢えて申し上げれば
情報の非対称性のみに依存して
一瞬の利得を得た売り手は
それが長続きすることなく衰退していく。
本日、報告を受けた某社の精算決了までの
道のりを他山の石として
より一層、おのれを引き締めるのでした。
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