株式会社
北海道 PVGS
NHKスペシャル「混迷の世紀」。
この番組を見るたびに
混迷する世界情勢は
まるで羅針盤のない航海を
しているような思いを抱きます。
でも、弱い人間(私)は
先が見えない時代ゆえに
なんからの道しるべを
求めてしまうもの。
そんなことを思い
手に取って読んだのが
来年から一万円札の
顔となる渋沢栄一さんが
生前に語った数多くの金言のなかから
366の金言を精選した
『渋沢栄一 一日一言』↓
激動の幕末に生を受け
明治維新を経て
日本最初の銀行である
第一国立銀行をはじめ、
約500社の企業の
立ち上げに携わった
日本資本主義の父である著者。
混迷と激動の度合いでいえば
現代と比べてもそん色ない、
いや、それ以上に
凄まじい時代に
生きた著者が残した言葉は
いささかも古びることなく
いまを生きる私たちに
多くの示唆を与えてくれます。
まさに、いまを生きる
私たちの道しるべを
与えてくれる金言だと
読み終えて感じ入りました。
『渋沢栄一 一日一言』↓
現代仮名遣いに
あらためられているものの
当時の言い回しが
忠実に掲載されているので
表現が少々硬いですがw
私が特に刺さった金言を
3つにしぼって
以下に紹介します。
「新しき時代には
新しき人物を養成して
新しき事物を処理せねばならぬ。」
「広告も必要、
自己表現も必要であるが、
これらは外部的誘導手段に過ぎずして、
内部的実質を充実するこそ、
人気を博する根源である。」
「逆境に処しては、断じて行え。」
366個もあるので
感じ入る言葉は
人それぞれですが
時代によって
変わるべきものは何か、
変わらないものは何かを
読めばみずからで
感じることができると思います。
『渋沢栄一 一日一言』↓
ぜひ、読んでみてください。
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