
株式会社
北海道 PVGS
先週末の札幌では通常の仕事に加え、
経営者が集まる勉強会のファシリテーションや、
ベンチャー支援イベントへの参加など、
実に盛りだくさんの2日間でした。
そして偶然なのか必然なのか、
どの場でも同じテーマが話題になりました。
・円安。
・コストプッシュ型インフレ。
・金利上昇。
どれも企業経営にとって
難題であることは言うまでもありません。
しかし、
これは経営者だけの問題ではないと思います。
物価上昇に賃金が追いつかず、
円安が家計を直撃し、
住宅ローン金利にも
影響が及び始めています。
すべての日本人が
向き合わなければならない
問題ではないでしょうか?
そんな時代だからこそ、
「自分と家族、大切な人をどう守るのか?」
という問いは、
「資産をどう守るのか?」
という問いにつながります。
というわけで手に取ったのが、
『プアジャパン インフレ世界を生き抜く資本戦略』
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著者は、
『永遠の旅行者』を読んでファンになり。、
それ以来、垰本泰隆が
長年読み続けているビジネス作家、橘玲さん。
今回も期待を裏切らない一冊でした。
まず本書の「まえがき」で
紹介されているデータには驚かされます。
2013年時点で
橘さんが紹介した金融商品へ
100万円ずつ投資していた場合、
2026年4月時点で、
その100万円が
・外貨預金は約249万円!
・日本株は約663万円!!
・米国株は約1,118万円!!!
になっているのです。
もちろん、
未来を完璧に予測できる人はいません。
それでも、
長期的な潮流を見抜く視点の重要性を、
これほど分かりやすく示す事例はそう多くありません。
そして続く第1章、
「〈近未来小説〉日本人を待っていた浅い眠り 2026年版」。
読み進めながら、
正直、少し絶望的な気持ちになりました。
・物価上昇に賃金が追いつかない。
・円安も改善しない。
・少子高齢化も止まらない。
もしこの流れが続いたら、
私たちの暮らしはどうなるのか。
フィクションという形式でありながら、
「そんなことは起きない」と
笑い飛ばすことはできませんでした。
『プアジャパン インフレ世界を生き抜く資本戦略』
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===ここから目次===
まえがき 「プアジャパン」ではこれまでの常識は通用しない
第1章 <近未来小説>日本人を待っていた浅い眠り 2026年版
第2章 プアジャパンの現実と日本型スタグフレーション
第3章 金利と為替を理解する
第4章 インフレ時代の資産運用術 初級者編
第5章 インフレ時代の資産運用術 上級者編
あとがき 6000万人のミリオネアがいる「残酷な世界」
===ここまで目次===
第2章以降では、
そんな厳しい時代を前提に、
「では、どう資産を守るのか」を
具体的に解説していきます。
金。ビットコイン。株式。国債。
ブル/ベアETF。先物取引。オプション取引。
それぞれの特徴やリスク、
そして活用方法まで、
初心者にも分かりやすく説明されています。
特に印象的だったのは、
金利上昇局面において、
「何を買うか」だけでなく、
「いつ買うか」まで踏み込んで
解説していることでした。
さらに、
インフレに強い企業の特徴や、
資産配分の考え方なども紹介されており、
単なる投資入門書ではなく、
これからの時代を生き抜くための
実践書という印象を受けました。
私自身、企業の資本政策や
資金調達に携わる仕事をしています。
だからこそ感じるのは、
企業も個人も、
これからは「守るための戦略」が
ますます重要になるということです。
これまでのように銀行預金だけで
安心できる時代ではなくなりました。
だからこそ資産防衛について、
一度体系的に学んでおく価値は
十分にあると思います。
『プアジャパン インフレ世界を生き抜く資本戦略』
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は、不都合な真実を
知るためだけの本ではありません。
その現実を受け止め、自分と家族、
そして大切な人の未来を守るために、
何を考え、
どう行動すべきかを教えてくれる一冊です。
インフレ時代を生き抜くための
「資本戦略」を学びたい方には、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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