
株式会社
北海道 PVGS
前回は、IPO後まで見据えた
新たな資本政策の選択肢として、
「クロスオーバー投資」
についてお話ししました↓
https://hokkaidopvgs.jp/date/2026/08/06/
と、言いたいところですが、
お盆休みを挟むなどして
少し間が空いてしまいましたm(__)m
資本政策も連載も、間が空くと
思い出すところから
始めなければなりません(笑)。
というわけで、ここから再開です。
前回、クロスオーバー投資とは、
IPO後も株式を保有し続けることを
前提とした投資であり、IPO直後の売り圧力を
和らげる可能性がある、という話をしました。
では、クロスオーバー投資は、
すべての企業に向いているのでしょうか?

垰本泰隆の答えは、
「必ずしもそうではない」です。
例えば、
IPOを一つの区切りとして
投資家の入れ替わりを前提に
資本政策を組み立てる企業もあります。
そのようなケースでは、
従来型のVCとの組み合わせが
適していることも少なくありません。
一方でIPO後も
中長期的な成長を見据え、
継続的に事業投資を続けていく企業には、
クロスオーバー投資との
相性が良い場合があります。
IPOは、
企業価値の完成ではなく、成長の通過点です。
上場後も新規事業への投資、
M&A、海外展開など大きな成長投資が
必要になる企業は少なくありません。
そのような企業にとっては、
IPO直後の株価だけではなく、
数年先の企業価値まで
一緒に見据えてくれる株主の存在が、
大きな力になります。
だからこそ経営者は
「資金を出してくれる投資家」を探すだけではなく、
「会社の未来を一緒に描いてくれる株主」
という視点でも探すことが重要だと思います。

もちろんそれは
クロスオーバー投資家だけに
限った話ではありません。
VCでも、事業会社でも、金融機関でも、
会社の成長を
本気で応援してくれる存在はあります。
大切なのは、
自社が目指す成長戦略に合った
株主構成を設計することです。
次回はいよいよ、
この連載の締めくくりです。
IPO後の企業価値を高めるために、
経営者が資本政策で
本当に考えるべきことを
お話ししたいと思います。
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