
株式会社
北海道 PVGS
昨日は、
目の前の資金調達を優先することは、
経営者として当然の判断であり、
その一方で、
IPO後まで見据えた資本政策が重要である、
というお話をしました。↓
https://hokkaidopvgs.jp/date/2026/08/05/
そして最後に、
最近、新たな選択肢として
注目されている
「クロスオーバー投資」

について、
次回お話しすると予告しました。
というわけで今回は、
そのクロスオーバー投資とは何か?
について、
できるだけ分かりやすく
お話ししたいと思います。
クロスオーバー投資とは、
簡単に言えば、
未上場企業に投資し、
IPO後も株式を保有し続けることを
前提とした投資のことです。
ベンチャーキャピタル(VC)は、
IPOを一つの出口として、
投資資金を回収することが基本です。
一方、
クロスオーバー投資を行う投資家は、
IPOを迎えた後も、企業の成長に合わせて
株式を保有し続けることを
投資戦略の一つとしています。
もちろん、すべての株式を
保有し続けるわけではありません。
状況に応じて
売却することもあります。
しかし、IPO後すぐに
投資回収を前提とする考え方とは、
大きく異なります。
その結果、IPO直後の
売り圧力を和らげる効果も
期待されています。
最近は、日本でも
こうした動きが少しずつ広がっています。
東京都が2026年内に
200億円規模の
クロスオーバー投資ファンドを
立ち上げる方針を示したことも、
その象徴的な動きの一つです。

垰本泰隆は、
このような流れは、
IPO市場にとっても、
成長企業にとっても、
非常に意義があると考えています。
もちろん、クロスオーバー投資が
すべての企業に適しているわけではありません。
また、VCと比べて
どちらが優れている、
という話でもありません。
大切なのは、
会社の成長ステージや
資本政策に合わせて、
多様な選択肢を
持てるようになったことです。
経営者は、
「資金を調達できるか」
だけではなく、
「誰に株主になってもらうのか」
という視点も持つ必要があります。
では、クロスオーバー投資は、
どのような企業に向いているのでしょうか?
次回は、
資本政策の新たな選択肢として、
クロスオーバー投資を
どのように活用すればよいのか、
実務的な視点から
考えてみたいと思います。
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