
株式会社
北海道 PVGS
昨日は久しぶりに
貸切バスで半日移動していました。
その車内で、
ふと思ったことがあります。
「一人で目が届く範囲って、
せいぜい50人くらいではないか?」
もちろんバスなら物理的な話です(笑)。
でも、よく考えてみると、
垰本泰隆の小学校、中学校、
高校時代は、1クラス50人前後でした。
先生一人が
しっかり見られる人数にも限界があります。
そして昨日、
急拡大している会社の
経営相談を受けていて、
まったく同じことを感じました。
創業社長が
社員一人ひとりの仕事を把握し、
細かな判断までできるのも、
ある人数までです。
会社が成長し、
社員が増えていくと、
社長一人の目だけでは
組織は回らなくなります。
では、その壁を
どう乗り越えればいいのでしょうか。
世の中にはさまざまな
経営メソッドがありますが、
私が今、経営者の皆さんに
おすすめしたい一冊が
『もしブッダがつぶれそうな会社の社長だったら』
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著者は、日本最大級の
ビジネスセミナー情報サイト
「セミナーズ」を運営する
ラーニングエッジ社
代表取締役であり、
僧侶でもある清水康一朗さん。
経営書でありながら、
小説としても非常に読みやすく、
主人公と一緒に経営者として
成長していく感覚を味わえる一冊です。
主人公は東京都在住の
29歳のサラリーマン・イチロー。
勢いで起業したものの、
インド雑貨店の経営で
大きな失敗を経験します。
その後、「先生」と呼ばれる、
上場企業経営者を経て
僧侶となった人物と出会い、
友人ショーヘイや
35歳のインド人・
ミテーシュとの交流を通じて、
経営者として、人として
成長していく物語です。
ストーリーの中には、
起業家や経営者なら
誰もが一度は経験するような
悩みや葛藤が数多く描かれており、
「あるある」と思わず頷きながら
読み進めることができます。
『もしブッダがつぶれそうな会社の社長だったら』
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===ここから目次===
序 章 苦しみは、知らぬ間に始まっている
第一章 イチロー、起業に苦しむ
--「まだ見えない地獄」
第二章 イチロー、お金に苦しむ
--「餓鬼の渇き」
第三章 イチロー、病気に苦しむ
--「身体という牢獄」
第四章 イチロー、分断に苦しむ
--「正義が修羅を生む」
第五章 イチロー、人生に苦しむ
--「人間界の迷路」
第六章 イチロー、苦しみから解放される
--「成功すれば天国、という誤解」
第七章 イチローの後の物語
--「永遠の始まり」
終 章
===目次ここまで===
この本は、一見すると
仏教をテーマにした小説のように見えます。
しかし、その本質は
「経営者が成長するための物語」です。
私が特に印象に残ったのは、
会社が成長するにつれて、
経営者自身も考え方を
変えなければならないという点でした。
創業期は、
社長がすべてを把握し、
すべてを判断できます。
しかし社員が30人、
50人、100人と増えていけば、
それは不可能になります。
だからこそ、
組織には仕組みが必要になります。
昨日ご相談いただいた会社も、
まさにその転換点にありました。
社長が頑張れば頑張るほど忙しくなり、
社員が増えるほど判断が社長に集中してしまう。
その状態を乗り越えるには、
「社長が動く会社」から
「仕組みが動く会社」へ
変わらなければなりません。
本書では、そのことを
難しい経営理論ではなく、
主人公イチローの成長を通して
自然と学ぶことができます。
IPOを目指す企業も、
事業承継を進める企業も、
社員数が増えてきた企業も、
必ずどこかでこの壁に直面します。
そのとき、組織づくりとは何か、
経営者の役割とは何かを
改めて考えさせてくれる一冊です。
創業期の勢いだけでは、
会社は次のステージへ進めません。
社員数が増え、自分一人では
会社全体を見渡せなくなってきた経営者の方、
組織づくりや幹部育成に悩んでいる方、
IPOや事業承継を見据えて
持続的に成長できる会社をつくりたい方には、
きっと多くの気づきがあるはずです。
『もしブッダがつぶれそうな会社の社長だったら』
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「社長が頑張る会社」から
「組織が自ら成長する会社」へ。
その第一歩を踏み出すヒントが、
この一冊には詰まっています。
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