
株式会社
北海道 PVGS
先日、
お客さんである経営者の方と
雑談をしていた時のこと。
「予定が空くと、
なんだか落ち着かないんですよね。」
そんな話で妙に盛り上がりました。
もちろん、頭ではわかっています。
予定には余白があった方がいい。
考える時間も生まれるし、
心にもゆとりができる。
でも、
予定表に空白があると、
何となく不安になる。
「何か予定を入れなきゃ」
「何か仕事をしなきゃ」
そんな気持ちになる。
実は私も、
ほんの数年前まではそうでした。
……いや、正直に言えば、
今でも時々あります(笑)。
そんなことを考えたのは、この週末。
親族のお見舞いを兼ねて、
久しぶりに家族旅行へ出掛けました。
帰りの新幹線で
窓の外をぼんやり眺めながら、
「余白って、大事なんだな。」
そんなことを漠然と考えていました。
そんなタイミングで読んだのが、
『やめることリスト』
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著者は、雨宮百子さん。
日経BPで編集者として
数々のベストセラーを手掛け、
今でいう「超バリキャリ」として活躍。
その後、
自ら会社を離れ海外留学を経験し、
現在はベルギーを拠点に、
日欧を行き来しながら
グローカル編集者として活動されています。
まさに、「働くこと」を
第一線で経験してきたからこそ
書ける一冊だと感じました。
『やめることリスト』
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===ここから目次===
はじめに
序 章 「自分が自分でいられる場所」は選べる
第1章 「効率」から距離を置き自分の時間を取り戻す
第2章 「肩書き」と「年収」で値踏みしない人間関係
第3章 過剰な「自己責任」は人を幸せにするのか?
第4章 完璧な「人生設計」なんてない
第5章 競争社会の疲れない歩き方
第6章 「学び直し」で自分の居場所をつくり直す
第7章 「やりたいことがある」は偉くない
あとがき
===目次ここまで===
「やめること」と聞くと、
どこか後ろ向きな印象を
受けるかもしれません。
でも、この本は違います。
人生から何かを引き算する話ではなく、
本当に大切なものを残すために、
何を手放すかを考える本なのです。
特に印象に残ったのは、
「効率」や「生産性」が
正義になり過ぎている
現代社会への問い掛けです。
私自身も、
隙間時間ができればメールを返し、
移動時間も仕事をし、
休みの日でも頭のどこかでは
仕事のことを考えていました。
(います。が正しいかも。汗)
それが「頑張っている証拠」
だと思っていた時期もあります。
でも、
それでは心も身体も休まりません。
今回の家族旅行で改めて感じたのは、
何もしない時間だからこそ
浮かぶ考えがあるということ。
予定を埋めることばかり考えていたら、
そんな時間は生まれません。
経営者はもちろん、
管理職の皆さんにも
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
部下に気を遣い、上司にも気を遣い、
社内外から様々な期待を受けるミドル世代。
そして、「忙しいこと」が
価値になってしまっている経営者。
そんな方々には、
きっと刺さる内容だと思います。
もちろん、若い世代にもおすすめです。
最近は、
「もっと成長しなければ」
「何か学ばなければ」
そんな漠然とした焦りを
抱えている若手も少なくありません。
そんな時こそ、
「何を増やすか」ではなく、
「何をやめるか」という視点を
持つことも大切なのではないでしょうか。
本書は、
頑張ることを否定する本ではありません。
頑張り続けるために、
手放す勇気を教えてくれる本です。
『やめることリスト』
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「やることリスト」は
多くの人が持っています。
でも、
「やめることリスト」を
持っている人は案外少ない。
だからこそ、忙しさに
追われている人ほど読んでほしい。
予定表の余白に
不安を感じる人ほど読んでほしい。
そして、
「何もしない時間」に
少しだけ価値を見いだせるようになったら、
きっと仕事も人生も、今より少し豊かになる。
私はそんな一冊だと感じました。
ぜひ、読んでみてください。
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