
株式会社
北海道 PVGS
先週末から鹿児島に来ております。
(今日の午後、福岡へ移動です)
幸いにも台風の直撃は免れまして、
予定通りの出張となりました。
福岡を中心に九州にはほぼ毎月、
多い時は月に2回ほどお邪魔しています。
垰本泰隆にとって九州は、
大好きな地域の一つです。
その理由の一つは、
読者の皆さんはご存じかもしれません。
そう。乗り鉄の私の心を
満たしてくれるJR九州の存在です(笑)。
「ゆふいんの森」や「あそぼーい!」
などのるD&S(デザイン&ストーリー)列車や
そして、いつかは乗ってみたい
憧れのクルーズトレイン「ななつ星in九州」。
単なる移動手段ではなく、
乗ることそのものが目的になる。
そんな鉄道会社は、
世界を見渡してもそう多くありません。
そのJR九州の礎を築いたのが、
元社長・会長で現在相談役の
唐池恒二さんです。
講演会でも大変人気のある方なので、
経営者の皆さんの中には
実際に話を聞かれたことがある方も
いらっしゃるかもしれません。
そんなわけで
今回読んだのが唐池恒二さんの著作、
『夢みる勇気』
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正直に言うと、
最初は自伝的な内容なのかと思いました。
ところが読み始めると、
その印象はすぐに変わります。
軽快な文章、ユーモア、現場感、
そして何より、人に対する温かな視線。
文章なのに思わず
笑ってしまう場面もあり、
気づけば一気に読み進めていました。
『夢みる勇気』
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===ここから目次===
まえがき
第1章 もっと成長したいときに
第2章 新しいことに挑戦したくなったときに
第3章 逆境を乗り越えたいときに
第4章 楽しく、強い組織をつくりたいときに
第5章 リーダーとして大きく羽ばたきたいときに
あとがき
===目次ここまで===
本書の中で特に印象に残ったのは、
赤字続きでお荷物だった
JR九州の外食事業を立て直した唐池さんの
「外食産業をメーカーとして捉える」
という考え方でした。
飲食業はサービス業。
多くの人がそう考えます。
しかし唐池さんは、
店舗を工場、料理を製品、
現場を品質管理の場として捉えます。
これは製造業にも、建設業にも、
サービス業にも通じる考え方です。
私自身、さまざまな会社の現場に関わる中で、
「自社はいったい何を提供する会社なのか?」
という問いが
曖昧になっているケースを数多く見てきました。
業種ではなく、本質を見る。
この視点は非常に参考になりました。
また、「氣」を
満ち溢れさせる五つの法則や、
仕事に必要な三つの
気づきについても非常に実践的です。
・画期ある現場をつくりたい。
・部下に主体的に動いてほしい。
・組織に元気がない。
そんな悩みを持つマネジャーや
経営者には特におすすめです。
最近は、データやロジック、
AIや科学的マネジメントが注目されています。
もちろんそれらは大切です。
しかし、現場で最終的に仕事を動かすのは人です。
・協力してくれるのも人。
・挑戦するのも人。
・お客様に喜んでいただくのも人。
そう考えると、本書で語られる
泥臭い人間論や仕事論は、
むしろこれからの時代にこそ
重要だと私は思います。
先日、ある経営者の方から、
「社員に思いが伝わらないんです」
という相談を受けました。
・制度も整えている。
・評価制度もある。
・会議もしている。
それでもなぜか動かない。
そんな時、必要なのは新しい制度ではなく、
トップ自身の熱量や言葉なのかもしれない。
唐池さんが語る
「トップが本気を伝える方法」は、
多くの経営者にとって
大きなヒントになります。
・夢や情熱が状況を変える。
・人の気持ちが組織を動かす。
その原理原則を、改めて認識しました。
九州の列車に乗りながら
読んだからなのか?
それとも年齢のせいなのか?(笑)
深く心に響いた一冊でした。
『夢みる勇気』
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・人を動かすのは何か?
・会社を変えるのは何か?
・現場に元気を取り戻すにはどうすればいいのか?
そんなことを考えている方には、
ぜひ手に取っていただきたい一冊です。
今日も現場で悩み、考え、
挑戦している皆さんの仕事に、
きっとヒントを与えてくれると思います。
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