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ご縁ゴト
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「部下に舐められている気がする」と悩む管理職へ。偉ぶらずに信頼されるリーダーの話し方

2026.06.26 (金)

 

業績も悪くない。
社員との関係も決して悪くない。

というクライアントさんの
マネジメント層から
ぽつりとこんな言葉が出てきました。

「最近、少し舐められている気が
するんですよね。。。」

一見すると「は?」と
思われるかもですが、

この手の話、実は
決して珍しいものではありません。

日々、経営者や管理職の
皆さんとお会いしていると、
似たような言葉を耳にするのです。

そして、
その背景には共通した悩みがあります。

「強く言えばパワハラと言われる。」

「厳しく指導すれば離職につながる。」
「採用難の時代だから辞められるのも困る。」

「だからつい言いたいことを飲み込んでしまう。」
「結果として、自分自身が萎縮してしまう。」

そんな状態です。

垰本泰隆は、
昭和の名残を知る世代です。

「上司は厳しいもの」
「仕事は背中を見て覚えるもの」

そんな空気の中で
(+就職氷河期)
社会人生活をスタートしました。

もちろん、当時のやり方が
すべて正しかったとは思いません。

一方で、今の時代の
「何でも寄り添う」
「否定してはいけない」
という風潮には、

ぶっちゃけ違和感を
覚えることがあります。

そんな私が最近読んだ一冊が、
『偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方』

偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方

著者はベストセラーとなった
『その話し方では軽すぎます!』でも知られる、

その話し方では軽すぎます!

元NHKキャスターで長崎大学准教授、
スピーチコンサルタントの矢野香さんです。

タイトルだけで内容が
かなり伝わってきますよね(笑)。

本書では、
著者がスピーチ指導を通じて見てきた
政財界のリーダーの振る舞い、企業での実践事例、

さらには心理学や
コミュニケーション研究の知見をもとに、
現代のリーダーに求められる
コミュニケーションを解説しています。

私が特に印象に残ったのは、
多くのリーダーが陥りやすい
3つの落とし穴(下記)でした。

1)相手の意見をすべて肯定してしまう
2)フィードバックが曖昧になる
3)自主性という名の丸投げをしてしまう

どれも思い当たる方が
少なくないのではないでしょうか。

部下の意見を尊重しようとして、
何でも「いいね」と言ってしまう。

嫌われたくなくて、
評価や指摘をぼかしてしまう。

自主性を重んじるつもりが、
実は責任を放棄している。

私も過去を振り返ると
耳が痛い話ばかりです。。。

『偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方』

偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方

===ここから目次===
はじめに
今、求められているのは「正しくフィードバックできる」リーダー

第1部
今、求められているのはリーダーの「フィードバック力」

第1章 正しいフィードバックのための【スキル4選】
第2章 正しいフィードバックのための【心得3選】
第3章 正しいフィードバックのための【オーラ6選】

第2部
あの人には、こう伝える。現場の悩み別「フィードバックの正解】

第4章 「こんな相手と、どう話す?」
明日から使えるフィードバック10選

第3部
「いい人」は卒業。人格ではなく「役割」で導くリーダー論

第5章 「親しみやすく、優しいリーダー」の呪縛
第6章 素の自分は買えなくていい。
理想のリーダーを演じきる「セルフパペット」の技術

おわりに
もしかすると、場違いなところに来てしまったのかもしれない
===目次ここまで===

本書が優れているのは、
「偉そうになれ」と言っているわけではない点です。

かといって、部下に迎合しなさいとも言いません。

・必要なことはきちんと伝える。
・期待も明確に示す。
・境界線を引く。
・その上で相手を尊重する。

その絶妙なバランスについて、
具体的な事例を交えながら説明されています。

最近、
「寄り添うマネジメントに疲れた」という
管理職の方の声をよく聞きます。

「部下に気を遣い。」
「言葉を選び。」
「空気を読み。」

その結果、自分自身が疲弊してしまう。

もしそんな状態に心当たりがあるなら、
この本はかなり参考になると思います。

経営者も管理職も、
時代が変わる中で答えを探し続けています。

昭和のやり方を
そのまま持ち込むことはできない。

かといって、
何も言えないリーダーになってしまうのも違う。

その間にある
「ちょうどいい立ち位置」を考えるうえで、
本書は大きなヒントを与えてくれる一冊でした。

『偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方』

偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方

・部下との関係に悩んでいる方。
・組織づくりに迷っている経営者の方。

そして、日々板挟みになっている
ミドルマネジメントの皆さんに、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。

=====================

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