
株式会社
北海道 PVGS
業績も悪くない。
社員との関係も決して悪くない。
というクライアントさんの
マネジメント層から
ぽつりとこんな言葉が出てきました。
「最近、少し舐められている気が
するんですよね。。。」
一見すると「は?」と
思われるかもですが、
この手の話、実は
決して珍しいものではありません。
日々、経営者や管理職の
皆さんとお会いしていると、
似たような言葉を耳にするのです。
そして、
その背景には共通した悩みがあります。
「強く言えばパワハラと言われる。」
「厳しく指導すれば離職につながる。」
「採用難の時代だから辞められるのも困る。」
「だからつい言いたいことを飲み込んでしまう。」
「結果として、自分自身が萎縮してしまう。」
そんな状態です。
垰本泰隆は、
昭和の名残を知る世代です。
「上司は厳しいもの」
「仕事は背中を見て覚えるもの」
そんな空気の中で
(+就職氷河期)
社会人生活をスタートしました。
もちろん、当時のやり方が
すべて正しかったとは思いません。
一方で、今の時代の
「何でも寄り添う」
「否定してはいけない」
という風潮には、
ぶっちゃけ違和感を
覚えることがあります。
そんな私が最近読んだ一冊が、
『偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方』
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著者はベストセラーとなった
『その話し方では軽すぎます!』でも知られる、
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元NHKキャスターで長崎大学准教授、
スピーチコンサルタントの矢野香さんです。
タイトルだけで内容が
かなり伝わってきますよね(笑)。
本書では、
著者がスピーチ指導を通じて見てきた
政財界のリーダーの振る舞い、企業での実践事例、
さらには心理学や
コミュニケーション研究の知見をもとに、
現代のリーダーに求められる
コミュニケーションを解説しています。
私が特に印象に残ったのは、
多くのリーダーが陥りやすい
3つの落とし穴(下記)でした。
1)相手の意見をすべて肯定してしまう
2)フィードバックが曖昧になる
3)自主性という名の丸投げをしてしまう
どれも思い当たる方が
少なくないのではないでしょうか。
部下の意見を尊重しようとして、
何でも「いいね」と言ってしまう。
嫌われたくなくて、
評価や指摘をぼかしてしまう。
自主性を重んじるつもりが、
実は責任を放棄している。
私も過去を振り返ると
耳が痛い話ばかりです。。。
『偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方』
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===ここから目次===
はじめに
今、求められているのは「正しくフィードバックできる」リーダー
第1部
今、求められているのはリーダーの「フィードバック力」
第1章 正しいフィードバックのための【スキル4選】
第2章 正しいフィードバックのための【心得3選】
第3章 正しいフィードバックのための【オーラ6選】
第2部
あの人には、こう伝える。現場の悩み別「フィードバックの正解】
第4章 「こんな相手と、どう話す?」
明日から使えるフィードバック10選
第3部
「いい人」は卒業。人格ではなく「役割」で導くリーダー論
第5章 「親しみやすく、優しいリーダー」の呪縛
第6章 素の自分は買えなくていい。
理想のリーダーを演じきる「セルフパペット」の技術
おわりに
もしかすると、場違いなところに来てしまったのかもしれない
===目次ここまで===
本書が優れているのは、
「偉そうになれ」と言っているわけではない点です。
かといって、部下に迎合しなさいとも言いません。
・必要なことはきちんと伝える。
・期待も明確に示す。
・境界線を引く。
・その上で相手を尊重する。
その絶妙なバランスについて、
具体的な事例を交えながら説明されています。
最近、
「寄り添うマネジメントに疲れた」という
管理職の方の声をよく聞きます。
「部下に気を遣い。」
「言葉を選び。」
「空気を読み。」
その結果、自分自身が疲弊してしまう。
もしそんな状態に心当たりがあるなら、
この本はかなり参考になると思います。
経営者も管理職も、
時代が変わる中で答えを探し続けています。
昭和のやり方を
そのまま持ち込むことはできない。
かといって、
何も言えないリーダーになってしまうのも違う。
その間にある
「ちょうどいい立ち位置」を考えるうえで、
本書は大きなヒントを与えてくれる一冊でした。
『偉ぶらないけど舐められないリーダーの話し方』
![]() |
・部下との関係に悩んでいる方。
・組織づくりに迷っている経営者の方。
そして、日々板挟みになっている
ミドルマネジメントの皆さんに、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
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