株式会社
北海道 PVGS
清原達郎さん。
このお名前を、本屋さんで
見る日が来ることになろうとは
思いもよりませんでした。
3月に発売後、
20万部以上売れて
ベストセラーとなっている
『わが投資術』の
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著者である清原達郎さん。
垰本泰隆と
同世代以上の方には
約20年前に発表された
最後の長者番付で、
タワー投資顧問の運用部長という
サラリーマンでありながら
第1位になった方といえば
記憶がよみがえるかもしれません。
私はその前年である2004年に
当時CFOを務めていた会社の
IRでお会いしたことがあります。
そのさいに
「俺はマザーズ(現グロース)の
株は買わないんだけどなあ。」
と呟くように言われたことが
今でも忘れられません(笑)
という個人的な
思い出話はここまでとしてw
メディアへの露出などを
ほとんどされてこなかった
清原達郎さんが
初の著書『わが投資術』を
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出版された動機は、
咽頭がんで声帯を失い、
投資の世界から引退を決め、
かつ跡継ぎがいないので
自らの投資術をすべて
明らかにするということで
少なからずショックを受けつつ
清原達郎さんが目の前で
話をしているような記述に
惹きこまれて一気読みしました。
私の知るかぎりで申し上げれば
看板にいつわりなし!
著者が人生をかけて得た
株式投資のノウハウの
全てが書かれていると思います。
刺さりすぎる格言が多すぎて
大いに悩みましたが
あえて一つに絞って紹介すると
≪「誰が用意したサイコロか」で
答えはまったく違ってくる≫
が、著者らしい一言だと
深く心に突き刺さりました。
『わが投資術』
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===ここから目次===
はじめに
第1章 市場はあなたを見捨てない
第2章 ヘッジファンドへの長い道のり
第3章 「割安小型成長株」の破壊力
第4章 地獄の沙汰は持株次第 25年間の軌跡
第5章 REIT 落ちてくるナイフを2度つかむ
第6章 実践のハイライト ロング
第7章 実践のハイライト ショート・ペアートレード
第8章 やってはいけない投資
第9章 これからの日本株市場
エピローグ 引退
解説 伊藤博敏(ジャーナリスト)
===目次ここまで===
もちろん、株式投資を
おこなう上での
具体的な教えが満載ですが、
なかでも、
・投資の第一歩は「常識を疑う」こと
・実は役に立たない「PBR」
・ショートの分散投資はおろかな行為
の3つが
改めて深い示唆を与えてくれました。
著者の投資術を
歯に衣着せぬ物言いで
楽しく読んで知ることができる
『わが投資術』
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超おススメの一冊です。
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