株式会社
北海道 PVGS
原材料などの
仕入れコストの上昇に加え
人材確保のために
賃上げもしなければならない。
なので売値も当然値上げします!
なんて
わたしたち中小企業は
そう簡単にできないんですよ。。。
出張先の名古屋でも
連日そんな悩みを
お聞きしております。
公然と書けない
さまざまな事情も
お聞きしており
一筋縄ではいかないが
とはいえ今のママでは
いずれ立ち行かなくなる。
のでね、
コストを吸収しかつ、
ちゃんと利益をとれる
値段で売るしかないんです!
でも、どうやって
それを実現するのさ?
そんな悩みを
お持ちの中小企業経営者は是非、
『高くてもバカ売れ!なんで?』を
読んでみてください。
著者はコピーライターとして、
多数の受賞歴と著作を有する
川上徹也さん。
垰本泰隆が本書を
中小企業経営者に
おススメする理由は
本書に書かれていた
以下のくだりに
激しく同意したから。
ちょっと長くなりますが
引用紹介します。
===ここから===
もしあなたの会社が、
いわゆる中小企業であるならば、
商品やサービスを
「理性」で売ってはいけません。
消費者の「理性」に訴えるためには、
「価格」や「品質」といった
「合理的」な土俵の上で
勝負しなければならなくなります。
この戦いの基本は「効率」ですから、
いわゆる大企業やチェーン店など、
効率の追求に長けた組織が勝ち残る
可能性が圧倒的に高くなるからです。
たとえ、あなたの会社が
大企業やチェーン店であったとしても、
業界トップでなければ
同じ土俵に上がっても
勝ち目はない可能性が高い。
何らかの形で消費者の
「感情」を動かし、
「感情的な消費」の土俵へと、
勝負を持ち込む必要があるでしょう。
===ここまで===
上記は分かるけど
具体的にはどうすればいいの?
については
1粒1,000円のイチゴや
1粒4,000円のアメなど、
豊富な事例を引用しながら
高く売るための考え方を
わかりやすく説明しています。
『高くてもバカ売れ!なんで?』
===ここから目次===
はじめに
1章 なぜ、コロナ禍に「リップモンスター」はバカ売れしたのか?
2章 イチゴを1粒1000円で売る方法を考えなさい
3章 なぜ、私たちはYakult1000が欲しくなるのか?
4章 なぜ、ゴディバはローソンやマックで商品を売るのか?
5章 廃棄寸前の真鯛が6300匹も売れた理由
6章 今、なぜ昭和レトロ家電が売れるのか?
7章 ガチ中華が魅力的に感じるのはなぜ?
8章 今すぐ価格の壁を打ち破るための7原則
おわりに
参考図書・参考URL
===目次ここまで===
目次だけ見ると
大企業の事例が
多いように感じますが
各章で複数紹介されている
事例の一つにすぎないですし、
大企業の事例から
中小企業が学べることは多いと
私は考えます。
『高くてもバカ売れ!なんで?』
値上げが思うように
できないと悩んでいる
中小企業経営者は
必読の一冊です。
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