株式会社
北海道 PVGS
『さまざまなシステムが劣化し、
機能不全に陥りつつあることは、
誰もが肌感覚で理解していた。
しかしながら、
決定的な破局を迎えることもなく、
ズルズルと落ちてゆく状態。』
まるで今の日本を
言い当てたかのような
言葉だと思いませんか?
上記の言葉は約200年前の
幕末の激動期の儒者、
佐藤一斎が記した
『言志四録 心を磨く言葉』
この言志四録を現代語訳し
今を生きる私たちに
役立ちそうなものを選んだ
編者の佐藤けんいち氏が
「はじめに」の中で、
記していた言葉です。
なるほど、
言われてみれば
冒頭の言葉はまさに
幕末にも当てはまりますよね。
ちなみに、
著者と編者は
苗字は同じですが
血縁関係は一切ない
赤の他人だそうです(笑)
で、
肝心の本書の構成は、
著者が
数えで42歳の歳から
書き始めた自省録です。
著者は3,000人もの弟子がおり
その教えの影響を受けた人物は、
吉田松陰や勝海舟の
師匠でもあった佐久間象山や
維新の英傑である西郷隆盛、
日本資本主義の父である
渋沢栄一など
錚々たる人物が沢山います。
そんな歴史上の
偉人をも動かした
著者の言葉(現代語訳)は
至ってシンプルですが
私たちビジネスパーソンの
自己研鑽に関わるものをはじめ、
リーダーの心構えや、
人を使う秘訣など、
役立つ教えとヒントが
数多く掲載されています。
『言志四録 心を磨く言葉』
===ここから目次===
はじめに 佐藤一斎と『言志四録』について
I 志を高く持つ
II 視野を広げる
III 運命を引き受けて人生を楽しむ
IV 心の持ち方で人生は変わる
V 欲望に振り回されるな
VI 人付き合いの秘訣
VII 仕事をどう進めるか
VIII リーダーの心得
IX 生きることは学ぶことだ
X 真の自己を観る
佐藤一斎年譜
佐藤一斎と同時代の人物たち
参考文献
===目次ここまで===
本書を読み終え思ったのは、
200年前に生きた諸先輩も
現代に生きる私たちと
同じようなことで悩みながら
さまざまな困難や課題に
対峙していたということ。
ゆえに、
『言志四録 心を磨く言葉』は、
古びて役に立たないどころか
冒頭のような時代に生きる
私たちにビンゴな教えだと思います。
ぜひ、読んでみてください。
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