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ご縁ゴト
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リスクを取った分の利回りが欲しい(ー:引く)国債の利回り=マーケットリスクプレミアム

2023.08.17 (木)

 

さて、本日は

株主資本コストの計算式

『株主資本コスト=
リスクフリーレート
+β(ベータ)
×マーケットリスクプレミアム』

のうち、最後の

「マーケットリスクプレミアム」

について説明します。

※ご参考※

リスクフリーレートとは?
https://bit.ly/3Yxpjwk

β(ベータ)とは?
https://bit.ly/3sdd7EW

マーケットリスクプレミアムとは
株式市場全体のリターンと
リスクフリーレートの差を
示すものです。

株式市場全体とは
日本であれば
TOPIX(東証株価指数)

アメリカであれば
S&P500を
一般的には指します。

最近では
NISAを活用した
積み立て投資などで

「インデックスファンド」

なんて名前を
聞いたことがあるかもしれません。

インデックスファンドとは
TOPIXやS&P500などの
株価指数に連動した
投資信託のことです。

たとえば、皆さんが
インデックスファンドに
投資した場合、

そこから得たい利回り
(要求収益率)は
何%くらいですか?

もちろん、
人それぞれだと思いますが

国債に投資した場合の利回り
(=リスクフリーレート)

よりは「高い」ですよね?

以前説明したように
国債は一般的に
リスクゼロと考えますが

インデックスファンドは
個別株式を買うよりも
安全性が高いものの

国債に比べたら
リスクが高いと考えるのが
普通ではないでしょうか?

にもかかわらず
インデックスファンドから
得られる利回りと

国債から得られる利回りが
「同じ」だったら
納得できないですよね。

つまり、
より高いリスクを
取ることに対する報酬を
投資家は求めるわけです。

そしてそれを

「マーケットリスクプレミアム」

と呼ぶわけです。

以上を数字を用いてまとめると

インデックスファンドへの
投資に対する要求収益率を5%、

国債投資への要求収益率
(リスクフリーレート)を0.5%、

と仮定すると、

5%ー0.5%=4.5%

この「4.5%」が

「マーケットリスクプレミアム」

というわけです。

馴染みのない言葉も多く
戸惑いがあると思いますが

CFOを目指す皆さん、
会社の財務を担当する皆さんは

頭に入れておいてくださいね。

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