株式会社
北海道 PVGS
徐々に増え始めてきました
M&A(会社や事業の売却や買収)のご相談。
私の主力業務の一つであり
お引き合いは本当にありがたいのですが
現下の状況における私のアドバイスは
「いま慌ててやるべきではありません。」です。
とくに会社や事業を承継してほしい
すなわち、会社や事業を売りたいと
ご相談に来られる方には強く申し上げています。
なぜか?おもな背景をご説明すると
会社や事業を買いたいと
思われている方々も、先行きが見通せず
手元に1円でも現金を多く残したいので
そもそも、今すぐに会社や事業を買いたいという方は
ほとんどいないということ。
たとえが乱暴ですが、お客さんが来ないお店の店頭に
商品をせっせと並べるようなもんです。
んで、売り手はいつまでたっても売れないことに焦りだして
しまいには安売りを始める。。。
12年前にリーマンショックが発生し
いまほど中小零細企業に
M&Aという手法が浸透していなかった時代に
私がさんざん経験した悲劇です。。。
なのでね、今回も事業承継したいという相談に
最初は躊躇したんですよ。。。
が、よくよくお話を伺い状況を確認すると
目先はもとより向こう1年程度は
仮に商売がゼロであっても資金ショートの心配がない会社。
コロナ問題発生の前から
後継者不在とご自身の年齢を考え
事業承継のお考えを持っていたが
今まで忙しかったので本格的に着手できなかった。
が、コロナ騒ぎで周囲がストップし時間が出来たので
事業承継の勉強と
自社内で出来る準備を始めたいというニーズ。
つまり売り急いでいないので、
ニーズにお応えするコンサルティングをお受けしました。
私の経験にもとづく「観」ですが
早ければ今年の後半、遅くとも来年から
M&Aのご相談はかなり増えると踏んでます。
リーマンショックが起きた
翌年あたりの様相を思い出してみると
とくに事業承継(売却)を希望される
中小零細企業の経営者の皆さん
準備ゼロの状態で
「来月までに」とか「3か月以内に」
なんとかしてくれという無茶ぶりが多かった。
何とかなったのもありますが
残念ながら何とかならない方が多かった。。。
奇しくも今年はリーマンショックから
干支がちょうどひとまわりした年です。
(ちなみに私は年男。(笑))
みなひとしく12歳、歳をとってます。
事業承継をお考えの方
売り損しないためには今の時期からの
仕込み(準備)が欠かせませんよ。
新たなご縁をいただいたなかで改めて思うのでありました。
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