株式会社
北海道 PVGS
私が2006年に独立開業した直後より
大変お世話になっているBさん。
ベンチャーキャピタリストとしての大先輩であり
今はバイアウトファンドのパートナーとしてご活躍中です。
今までも、そして今も多くの諸先輩方に
何かと助けて頂いていますが
中でもBさんには、相当にお世話になっており
独立直後の私に、100年以上の業歴を誇る
某企業の、経営改善の現場を任せて下さったり
私が精通している
不動産でも特殊な分野のM&Aにおける
デューディリジェンスやフィジビリティスタディを
お任せくださったりと。感謝!
いわば私にとってBさんは、
大のお得意様のお一人でございますから
普通に考えたら私が平身低頭で、呼ばれたら
ハイ喜んで!と出向くのが、世間一般の常識ですよね。
なのに、Bさんはいつもご自分から出向いてこられ
上から目線ゼロで、いつも変わらずにフレンドリーです。
私がお邪魔しますと何度言っても
「いやいや暇だから、俺行くよ。」となっちゃう。
Bさんが暇な筈はないんです。良く分かる。
Bさんや私がお仕事している
M&Aやバイアウトを取り巻く目下の状況は
圧倒的に「買い手市場」で、買い手からの引き合いが多い。
要は、買いたいヒト(会社)は多いが
売りたいと公言しているヒト(会社)が少ない。
物事すべからく「需要と供給」のバランスが
適正価格で折り合う前提の一つですから
前述のような状況だと、値段がつり上がりますね。
全部とは言いませんが今は「加熱」している。
つまり、適正価格より高めの取引が増えている。
私はそんな心証を抱いています。
が、Bさんは市場環境が良いときも、悪いときも関係なく
一貫して相手を尊重し「対等」の
スタンスを常に貫かれています。
その結果、Bさんのお仕事相手である
会社や事業を売却したいオーナーさんも
市場環境が良いからと浮かれることなく
両者が真に納得できる「適正」な取引が
私が拝見する限り、ずっと続いています。
人間誰しも、自分がオカネの払い手になると
「カネ払ってんのは、俺だぞ。」と思うのは
「行為」としては当然の「事実」です。
しかしながら
「払うのは俺だぞ。俺の言うことは何でも聞いて
当然だろうが。」的な
「優劣」をつけすぎると、市場環境が悪くなったときは当然
「金の切れ目が縁の切れ目」で手のひら返しされて
苦しむ訳ですよ。
最悪、市場環境が良くなっても
二度と、お客さんは戻って来やしません。
過熱気味のM&Aやバイアウト市場で
驕らず、謙り過ぎず、常に対等スタンスな
変わらぬBさんに接して、気を引き締め直したのでした。
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