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生き残るプロと、滅びゆくプロの分かれ目は?

2020.02.25 (火)

 

カメラマンのAさんから届いた

取材動画のプロトタイプを見て、さすが「プロ」。

出来栄えに大満足(*^-^*)

プロなんだから、お金貰ってるんだから、そんなの当然でしょ?

なんて声がチラホラと聞こえてきそうですが

私はチョイと、そんな声に違和感を感じます。

私の考える「プロ」の要件の一つ、基本の「キ」は

お客さんからお金を頂戴して仕事する方は全員「プロ」。

年齢も性別も立場も職種も関係ありません。

仕事の対価としてお金を頂戴する以上は

サラリーマンも自営業者もみんな

その道の、その役割の「プロ」。

が、残念ながら多くの方は、自分が「プロ」であることに

無自覚になっちゃているんじゃないかと思います。

シビアな話をしちゃいますが

ITやAIによる技術革新が今までの仕事を消滅させるとか

そんな危機をあおる著作も多く書店の店頭に並んでおりますし

過日、カメラマンのAさんもこう言ってました。

「今はプロ並みの撮影が出来る機材が安く簡単に手に入るので
俺たちの仕事がどんどんなくなるよ。」と。

が、私が思うにAさんは仕事がなくならない。

だって、私は引き続きお願いしますしね。

何故か?

私はAさんの「技術」を買っているのではなく

Aさんの「主体性」を買っているから。

私が細かなディレクションをしなくても

私の意図を汲んで下さって

私が言わずとも「そうそう!それそれ!」を

「主体的」に形にしてくれるわけなんですよ。

「主体的」とは

「自分の意志などに基づいて行動するさま」という意味。

え?じゃあ、お客さんの意向は関係なく

自分勝手にやっていいの?ってそうじゃない。

お金を貰っているから

お客さんの注文通りに言われたことだけをやる。

じゃなくて、お金を頂戴し

お客さんの意図や意向を汲み

自分の意思という「主体性」を発揮して

商品やサービスをアクティブにポジティブに提供することが

主体的価値の提供だと、私は考えます。

今回私が感じたことは、過日読了した谷田千里さんの著作で

谷田さんが言わんとしていたことにも繋がるかと。

(↓過日のブログは、下記よりご覧いただけます↓)
https://hokkaidopvgs.jp/date/2020/02/16/

つまり、これから残念ながら滅びゆく職種なり仕事なり人材は

言われたことを、言われたとおりにやる。コトなり、ヒトです。

自分や自社がそうなっていないか今一度、点検して下さいませ。

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